製品紹介

重金属固定剤
(タイキレート)

タイキレートは、高度化・複雑化する重金属の固定化に対して、当社の永年の水処理技術の豊富な経験と知識を活かし、画期的な重金属処理薬剤として、飛灰処理用にタイキレートAシリーズ、重金属含有排水処理用にタイキレートFシリーズを市場に展開しています。

種類

  • タイキレートAシリーズ
    • 焼却場の焼却飛灰の有害重金属の固定化に
  • タイキレートFシリーズ
    • 各種工場排水、最終処分場の浸出水処理に

特徴

  • 使いやすさ
    • 液体なので使いやすく、使い方も焼却飛灰への混練、または原水へ添加するだけです。
      処理フローが単純で、使用前の希釈などの操作も簡単です。
  • 優れた性能
    • キレート形成基と重金属とが、極めて短時間で強固に結合し、各種重金属イオンを確実に固定化、除去します
  • 高い安全性
    • チウラム等の有害化合物を含有していません。
      処理飛灰、処理スラッジからは重金属の溶出が無く、二次公害の心配がありません。
  • 経済性
    • 少ない添加量で有害重金属を確実に固定化、除去し処理コストの低減が計れます。

タイキレートAシリーズ(飛灰処理用重金属固定剤)

タイキレートAシリーズは、焼却場の焼却飛灰の重金属固定を目的に開発され、焼却飛灰と混合し混練することにより有害重金属を確実に固定化し、処理飛灰の無害化、減容化に大きく寄与します。

タイキレートA-1Tの性状

外観 淡黄色~淡褐色の液体
比重 1.18~1.28 (25℃)
pH値 11.0~13.0 (10%水溶液)
粘度 1~10 mPa·s

タイキレートFシリーズ(重金属含有排水処理用捕集剤)

タイキレートFシリーズは、ゴミ焼却場洗煙排水、ゴミ埋立場浸出水、脱硫排水、試験研究所排水をはじめ、電子部品製造工場、メッキ工場などの各種重金属含有排水に対する、従来の処理法に替わる重金属捕集剤として広く使用されています。

タイキレートF-1の性状

外観 黄褐色の液体
比重 1.10~1.30 (25℃)
pH値 10.5~12.5 (1%水溶液)
粘度 5~50 mPa·s
キレート形成基 ジチオカルバミン酸基、チオール基
重金属イオン選択性 Hg2+>Cu2+>Pb2+>Cd2+>Zn2+Ni2+

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製品カタログ

重金属固定剤[タイキレート](PDFファイル 0.9MB)

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